チャコールグレーのカットソーに着いたインクのシミ。
お客様が2回洗濯したけど取れなかったとおっしゃっていました。
インクの滲んでしまったシミは ペン先が少し擦れてしまったシミと違い文字数にすると数千数百といった文字数分のインクの量に相当します。
ですから時間もかかりますが 生地にかかる負担も大きなものになります。
そのため大抵の場合は生地の元の色がどうしても薄くなってしまうので色掛け復元加工が必要になってきてしまいます。
ノーブランドのカットソーなど比較的入手しやすい価格帯の品物ですとどうしても染み抜き復元加工の方が高くなってしまう場合があります。
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今回もお客様にそのようにご説明をさせていただいたのですが 記念のイベントの品物と言うことでどうしても綺麗にしておきたいと言うことでした。
最近は思い出のある品物のご依頼も増えてきています。
プレッシャーも大きいですが お客様の お困りの様子を見ると簡単には お断り出来ません。
今回も 綺麗に仕上がった時には ほっとしました。
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